
製造部の先輩と後輩2組。
普段お互いに思っていることや仕事について
語っていただきました。
製造部で、主にマシニングセンターや複合機を使って機械加工をしています。その中でも新規案件や加工が複雑なものを担当することが多いですね。毎日試行錯誤があるので、飽きることがなく、それが仕事の楽しいところです。
K.Yさんと同じ製造部で機械加工をしています。私は旋盤が中心で、つくっているものが完成して形になったときは達成感を感じられます。
Y.Hが入社した当時は、僕が旋盤のリーダーをやらせてもらっていたので、Y.Hは僕の直属の部下でした。
K.Yさんは仕事ができる人だなという印象でした。CADで図面を描かなくても電卓で数値を出してしまうので、私にはとてもできないなって。
Y.Hは入社してから3年くらい経ったけど、着々と成長しているよね。段取りも早くなっているし、完成までの流れをちゃんとイメージできるようになっていると思うよ。
K.Yさんは本当にすごいです。加工の内容や時間の短縮の仕方、加工面のキレイな仕上がりとか…。直属の部下ではなくなった今も、つい頼って分からないことを聞いています。
聞いてきたことに対しては、なるべく自分の仕事の手を止めてでも答えるようにしていますね。ただし、前と同じことを聞いてきたときは、「なんで?」と問い詰める(笑)。
なので、聞いたことはしっかりメモするようにしています。あと、分からないことに直面したら、人に聞く前にまずは自分なりに考えてみるようにしています。メモを読み返したりして、それでも分からないときは相談します。
自分で考えるというのは大切なこと。教えるときは、ゴールにたどり着くためのヒントを提示するようにしているんだよね。そのヒントを元に自分でゴールまでの道を考えていって欲しいから。Y.Hは1を聞いて10を知るという器用なタイプではないけれど、教えたことはしっかり習得しようとする姿勢があるから。それでいいと思うよ。
製造部は20代から40代が中心。中には60代のベテランもいるけど、平均年齢は比較的若い。みんながチームの一員という感じで、団結力はあるよね。
個性的で面白い人がたくさんいますよね。K.Yさんも仕事の面では尊敬していますが、プライベートはイノシシをつかまえたり、うなぎをとったり、野生的すぎるのでヤバイなって思っています(笑)。
狩りが趣味なんだよね(笑)。Y.Hはおちゃらけているところがあるので、部のムードメーカー的な存在。社員同士でイジったりイジられたりしながら、和気藹々と仕事をしている感じだね。
男性が多いけど、女性に甘い先輩が多いので(笑)、女性には意外とオススメの職場かな。ネイルとか髪型を自由にできるのもうれしい!
オンリーワンのものづくりをしていきたい。うちは挑戦したい人にはその機会を与えてくれる会社。挑戦することで技術も向上できるし、精度も上がっていく。それが強みになって、他ではできない難しい加工でも、お客様がうちを頼ってくれています。そういう信頼をこれからも着実に積み重ねていくことでオンリーワンに近づいていきたい。
私も自分のやれることを少しずつ増やしていきたいです。新しいことにもチャレンジして経験を重ねることで、先輩たちに近づいていけたらと思います。
新しいことにチャレンジできるから、やりがいのある仕事だよね。モチベーションが高いメンバーと切磋琢磨して成長できる職場にしていきたいね。
製造部全体を統括しています。部全体の管理業務が主ですが、恒温室に一つだけメーカーの異なる工作機械があり、以前から担当してきたので、それは今でも自分で手を動かしています。
製造部で加工全般を担当しています。T.Yさんは入社当時からの上司ですが、最初はめちゃくちゃ怖くて(笑)。僕も自分からいけるタイプではないので、話しかけづらかったですね。
確かに(笑)。最近はチームとして仲良くやっているけど、5年くらい前の製造部はそれぞれが個々に技術を追い求めている感じで、横の繋がりは今みたいにはなかったよね。自分もまだリーダーになったばかりの頃で、M.Tの世代は同期4人で入ってきたけど、自分にはあんまり関係ないと思ってた。
最初こそ怖い人なのかなと思ったのですが、実際にT.Yさんの下で働いてみると、質問したことに真摯に答えてもらったり、仕事のヒントをいただくこともあって印象は変わりました。今は入社当時より、製造部の雰囲気もだいぶやわらかくなった気がします。
僕自身、昔はチームで仕事をするという意識はなくて、自分で進めた方が早いと思っていたし、部のメンバーと積極的に関わるということもなかった。だけどリーダーを任されてから、このままではいけないと思ったんだよね。
T.Yさんがリーダーになったことで、部の雰囲気はすごく変わったと思っています。
個々の技能を上げることはもちろん重要だけど、一人で仕事をしている限りは1人工にしかならない。より利益をあげていくことを考えると、社員一人ひとりの力を掛け算していかないといけないよね。そのためには、普段からコミュニケーションというか、会話がないと。図面だけでは分からないことや経験を分かち合って、共有することが大事だと気づいた。
いつも率先して部の雰囲気をつくってくれるT.Yさんの姿を見ていて、自分も変わっていかないといけないと思っています。
M.Tは気配りができて、横の人が困っていたらすっと手を差し伸べられるタイプ。僕も全員としっかりコミュニケーションがとれるわけではないので、助けてもらっているところがあると思う。
僕がいつもT.Yさんから言われているのは、「なんとなく」で仕事をしないということ。例えば穴を開けるにも、段取りや順番、使う刃物など、何通りものやり方があって、なぜそのやり方でやるのかを、しっかり説明できるくらい頭を使えと。
簡単だと思う仕事でも考えれば奥は深い。一つひとつの作業を自分の頭でいかに考えてやれるかどうか。なんとなくでも穴は開くけど、それだと次に繋がらない。日頃から深く考えてやれるかどうかが技術力の差になってくるんだよね。
一つひとつの仕事に対して自分なりの考えを絞り出して、先輩方にも相談しながら、仕事を進めていきたいです。入社して5年目ですが、まだ日々分からないことが多くて。
M.Tはもっとグイグイいってもいいと思うよ。技術力を上げるには、現場で学ぶことが大事だけど、現場ではやりたいと手を上げる人のところに仕事が集まってくる。だから、今やれることだけでなく、できないこと、やったことがないことでも手を上げていけばいい。
目指すのは、製造部を技術力のある集団にすること。全員が職人として技能を磨いて、なおかつチームワークもある。そういう集団なら、難しい仕事ややったことのない仕事に対してもフットワーク軽く、フレキシブルに対応できるようになるよね。
僕は自信を持って加工ができるようにしていきたい。自分が先輩になったときにちゃんと後輩を教えられるように知識や技術を身につけたいと思います。
M.Tも後輩ができたら、自然と先輩としての自覚が生まれてくると思う。素質はあると思うからこれからも頑張って欲しい。
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